再生エネルギーを活用しましょう

化石エネルギーは、近い将来、枯渇すると言われています。
『再生エネルギー』は、人類の将来には無くてはならないものでしょう。

再生エネルギーとして、太陽熱、太陽光、風力、地熱、水力、バイオマスなどの研究開発が進められています。

ここでは、太陽の光と熱を利用した再生エネルギーについてご説明します。


<太陽熱温水器>  <太陽光発電設備>  <小規模の風力発電>  <その他の再生エネルギー>

太陽熱温水器

太陽熱温水器とは、太陽の熱エネルギーを吸収して、お湯を作るものです。
太陽光発電設備と同じように、化石燃料に頼らず、無尽蔵の太陽エネルギーを活用する温水器です。

家庭の光熱費に占める給湯の割合は約30%程と言われています。
ランニングコストがかからないお湯を使ってみませんか?無料ですのでお徳です。

太陽熱温水器は、太陽の熱を溜める装置ですので、
ヒートポンプという考え方から冷暖房が出来るようなシステムもあります。

メリット&デメリット

メリット1:給湯にかかる費用がない
 電気も灯油も使わないので、使用する上で費用は一切かかりません。
 ただ、機械ものですので故障の場合は、修理費用が発生します。

デメリット1:お湯の温度にムラがある
 天気や季節によって、十分なお湯を作ることが出来ない場合があります。
 従って、十分なお湯が作れなかった場合の給湯設備が別途必要となります。



    

    





太陽光発電設備

太陽光発電設備とは、
「太陽電池」と呼ばれる装置を用いて、太陽の光エネルギーを直接電気に変換する発電設備です。

特徴として、資源の枯渇の心配がありません。
石油や石炭などの化石燃料は、有限であり、使い続けるといずれは無くなってしまいますが、
太陽光は今のところ無くなることはないと思われます。
また、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)も排出しませんので、
とてもクリーンなエネルギーと言えます。


太陽光発電のメリット&デメリット

メリット
 メリット1:クリーンで枯渇しない
  太陽光発電の最大のメリットは、エネルギー源が無尽蔵で、クリーンである点です。
  石油を燃焼させて電気を起こす火力発電のように、発電時にCO2 (二酸化炭素)や、
  SOX (硫黄酸化物)、NOX (窒素酸化物)などの大気汚染物質を発生させることがありません。
 メリット2:設置場所を選ばない
  太陽光発電は、導入するシステムの規模に関係なく発電効率が一定です。
  設置する場所の広さに合わせて自由に規模を決めることができるため、 一般家庭から大規模施設まで、
  それぞれの施設に合ったシステムを設置することができます。
  騒音や排出物もないので、日射量さえ確保できれば、設置場所を選びません。
  屋根や屋上などへの設置のほか、近年ではビルの壁に設置するケースも増えています。
 メリット3:メンテナンスが簡単
  太陽光発電システムは構造的にシンプルであるため、
  ほかの発電システムに比べメンテナンスも簡単です。
  システムの寿命も比較的長く、現在、太陽光発電に用いられる太陽電池の耐用年数は、
  20年以上とされています (設置場所などの諸条件によって変わります)。
 メリット4
  停電時、昼間であれば最低限の電気を確保できます。(冷蔵庫、携帯電話、テレビ等)

デメリット
 デメリット1:発電量にムラかある
  太陽の光で発電する太陽光発電では、夜間は発電しません。
  また、昼間も天気の状態で発電量が大きく変化します。
  天候(晴れ・曇り・雨)、季節(春・夏・秋・冬)などの条件で発電量が変化します。
  発電量が余る時は電力会社に電気を売りますが、足らない時は足らない分だけ電気を買います。
 デメリット2:まだ、高価な設備である
  10年前と比べると随分安くなってきましたが、まだまだ高価な設備です。
  年々技術の進歩に伴い、より安く、より高出力な太陽電池が開発されています。
  今後、普及に伴い、さらに安価になっていくと思われます。

システム
 住宅用の太陽光発電システムは、太陽の光エネルギーを受けて太陽電池が発電した直流電力を、
 パワーコンディショナにより電力会社と同じ交流電力に変換し、家庭内のさまざまな家電製品に
 電気を供給します。
 一般の系統連系方式の太陽光発電システムでは電力会社の配電線とつながっているので、
 発電電力が消費電力を上回った場合は、電力会社へ逆に送電(逆潮流)して
 電気を買い取ってもらうことができます。
 反対に、曇りや雨の日など発電した電力では足りない時や夜間などは、
 従来通り電力会社の電気を使います。
 なお、こうした電気のやりとりは自動的に行われるので、日常の操作は一切不要です。

設置する時の注意点
 最低でも、下記の点をご確認ください。
  @価格
   設置費用は言うに及ばず、機器の耐用年数によるメンテナンス費などのランニングコスト
  A電力会社の対応
   電気を売るときの売電価格や売電をカットする条件など
  B資金調達
   銀行などからの借り入れをされる場合は、その条件など
  Cパネルメーカーの信頼性
   設置するパネルメーカーが長期間存続するのかを見定めなければなりません
   台風等の被害や故障の場合、同じパネルが確保できるかどうかが問題です
  D蓄電設備の有無
   夜間でも電気を使いたいのであれば、蓄電池設備が必要です。
   



    

    

    

小規模の風力発電

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その他の再生エネルギーについて

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