『雑感』

KJ法


 KJ法は、東京工業大学名誉教授の川喜田二郎氏が考案した手法で、
 データをまとめる為の思考ツールです。
 日常の中で多くのデータを集めた後、あるいはブレーンストーミングにより
 様々なアイディアが出た後の段階で、それらの雑多なデータやアイディアを統合し、
 新たな発想を生み出す手法です。

 KJ法の進め方

 @カード作成
   一つのデータ(アイディア)を1枚のカードに要約して記述する
   1枚のカードに複数書き込まず、1枚に1つのデータ(アイディア)のみ記述する>

 Aグループ編成
   多くのカードの中から、似通ったものをいくつかのグループにまとめ、
   それぞれのグループに相応の見出しをつける。

 B図解化
   いくつかのグループとその要素(データ)を理解しやすいように図解化する。
   図解化には、時系列関係、相関関係、主従関係などを考慮し、配置を決め、
   お互いのグループの関係がわかる様に矢印等を記入する。

 C叙述化
   図解化したものを、第三者に分かるように、論文、報告書、レポート等に表す。