『つぶやき』
生きる A
NHKスペシャルの「子供が見えない」という番組の中で、
長崎県の小学校5年生のクラスで、「死んでも人間は生き返るか、
33名の子供に聞いたところ、28名の子供が「生き返る」と答えた。
今の子供たちは、人が死ぬところ(場面)を見たことが無い。
以前は、お爺さん、お婆さんが自分の家で、家族に見守られながら死を迎えたが、
今は病院で死んでから帰ってくる。
核家族となり、死んだ人間を見たことが無い子供が殆どである。(いや、大人も少なくない)
遊びの中心であるゲームでは、リセットすれば、また生き返り、
最初からやり直せるゲームが殆ど全部である。
テレビドラマも然り、人生をリセットする。
子供たちは、二度とない命、「生きる」ということはどのようなことなのか、判らないようだ。
「死」を実感し、認識することが、「生きる」大切さを知ることであると思う。
このことを、我々が子供たちに、教え、伝えることが、ぜひ必要であると痛感しました。
皆さんどう思いますか?