『つぶやき』

「人生の物差し」


 社会の先端を行こうと走る人、
   他人より早くものを得ようと走る人と、
     それに追いつかず出遅れゆっくりと歩く人。

 先を行く人が有利で、ゆっくり行く人が不利とは限らない。
 先を急ぐ人は先端を行くことが目的であり、
 ゆっくり歩こうとする人は先端を行くことは目的ではなく、楽しむことが目的かもしれない。

 人を測る物差しは一つではない。
 ひとつの尺度にこだわる事は人生を狭くする。
 多くの尺度を持つことは人生を豊かにする。
 多くの友を持つことは、多くの人生の素晴らしさを知ることになる。