『つぶやき』

「嫉妬」


 「嫉妬」「ジェラシー」は女性の性(さが)であるような表現が過去にもあったが、
 決して女性だけが持っているものではない。
 より、男性の中にこそ、この「嫉妬」は大きく存在し、それによる大きな事柄が起きている。

 源の頼朝が義経に対して持った「嫉妬」が源氏の滅亡を早め、
 明智光秀が秀吉に対する「嫉妬」が織田信長への反逆となった。

 「能力」への「嫉妬」。

 「嫉妬」は持たぬ者が持つ者に対して抱く、暗い憧れだと思う。
 「嫉妬」はパワーである。暗いパワーである。

 このエネルギーを自らの努力により、明るいパワーに変えて、成功に導いた人も多数いる。
 「嫉妬」を「競争力」に変える心の持ち方を学ぶべきではなかろうか。