『つぶやき』

「鏡を見なさい」


 鏡を見ましょう。
 鏡を見たら自分が写っています。
 自分を見てどんなに思いますか。
 今日、今の自分を!

 他人が見ている自分と、自分が見ている鏡の中の自分は変わらないでしょう。
 しかし、自分が考えていた自分と、鏡の中の自分とは違っているのではないでしょうか。
 白雪姫の物語に出てくる魔法使いではありませんが、
 鏡の中の自分はそんなに美しくはありません。
 それが、客観的な自分なのです。

 鏡を見ることを、嫌がってはいけません。恐れてはいけません。
 鏡の中の自分を、昨日よりも今日は美しくしましょう。

 素肌に潤いをもたせましょう。
 実力をつけましょう。
 底力を、自信をつけましょう。
 その努力をしましょう。
 お化粧をしましょう。
 美しく装いましょう。
 他人に好かれるように身支度しましょう。 

 本当に身についた化粧、装いを!
 笑顔、張りのある声、柔らかい物腰、態度、信頼を感じさせる話し方、・・
 いろいろな化粧、装いを工夫しましょう。

 嘘、驕り、見栄などの厚化粧は、鏡の中の自分を、
 他人にも自分にも美しくは見せないでしょう。

 「男のお洒落は良心の半分を受け持つものである」
 「男は四十歳になったら自分の顔に責任を持て」
 そう思いませんか。