『つぶやき』

「愚痴」


 辞典には(甲斐の無いことを言って嘆くこと)とあるが、愚知、或いは愚智、
 いわゆる「知ることに愚かである」(知ることをしょうとしない。知らない)から愚痴が出る。

 他人の苦労が判らないから、不満が募り、愚痴がでる。
 他人の苦労を知ることにより、感謝する心が生まれ、有難いという言葉がでる。

 他人の苦労が判るには、それぞれの経験が必要であり、これが「老成」である。