『ビジネス訓』

仕事に磨きをかける方法


 『仕事に磨きをかける方法』
 という題で、小さなコラムがありました。皆様にご紹介します。

 何の仕事にせよ、仕事にかかるときにこれに費やす日数または時間をハッキリさせておき、
 仕事の区切りのよいところで、進行状態と問題点を報告し、
 そして終わった時点でも、仕事の総括として、ハッキリと報告をするということです。

 仕事は、どんなに優しいものでも、注意を怠り、鼻歌まじりでやれるものはありません。
 真剣に素早くまとめ上げることがいつも要求されており、
 自分自身でもそうした内面的欲求を胸の中に持っています。

 みなさんが仕事を怠っているから、仕事の進行を報告するように言っているのではありません。

 報告は、仕事を一緒に遂行し成果を一緒に喜び合う仲間として、仕事の進行に脈打つリズムを
 感じ合い、問題点が生じれば、一緒になって対策を考えたいという
 会社の中のメンバーとしての【こころ】に起因するものだと思っています。

 この【こころ】がつながっていない仕事などは、少しもおもしろくないでしょう。
 そうした意味で、喜びも悲しみも一緒にしていける【こころ】のつながりを、
 私たちは大切にしていこうではありませんか。

 メンバーを信頼して、自分一人で問題を抱え込まずに、
 積極的に報告し合って一緒に前進していきましょう。

 報告を義務と考えるうちは半人前です。
 上司を含めてチームワークで仕事をしてるのですから、
 報告は何か問題が起こる前の防衛策といえます。