会長のつぶやき No.7
 

「愛国心」

 国を愛する心を今国会で教育基本法に織り込む事の議論が進んでいる。

 人は先ず自分を大切に考える。
 自分を大切にするから自分を支えてくれる家族を大切にする。
 それが家族に対する愛となる。
 又、家族より一回り大きい範囲で、自分を守ってくれた周囲の人々、その町、その地域、を大切に思う心が、
 郷土に対する愛となる。それが地球規模では「愛国心」と言う事になるのではなかろうか。
 先ず「愛国心」ありきで、その心を育むことは難しい。
 愛国心を育てるには、自分を大切に支えてくれる周囲に対する感謝と、
 それに報いる心の持ち方を育てる事ではないだろうか。


 (
逆説的に述べれば、自分を支え、自分を守ってくれない周囲、国家に「愛国心」を持つことは出来ないことである。
  また、企業における「愛社精神」も然りであろう。
  企業のリーダーは部下を認め、支援する事が「愛社」の心を育てる基本と考える )




「価値」

 価値は世の為にどれだけ役に立つかにより、その評価が決まる。
 例えば、遺跡等はそれが古い形であるから大切にされているのではなく、
 その時代の文化、伝統、生活を物語ってくれるからなのである。
 そのように、博識であり優れた頭脳、意見を持っていても、
 その行動が世間に受け入れられない人には価値はない。
 いかに素晴らしいものでも役に立たないものは価値を認められないのである。
 

 (時代の寵児のように思われた、株の操作で他人の懐を狙うような行動が、長らく許されるわけが無い。
  価値が無いものは淘汰されるのが必定であろう)




大切なもの

  命

  親

  家族

  友達

  挑戦

  誇り(自己満足)

  慈愛(思いやり)

  信義

  誠実

  希望

  感動

  感謝




「役目」

 外では、公(おおやけ)の役目、内では、親の役目、子供の役目、それぞれの役目がある。

 役目は与えられた事をしなければならない不自由(義務)と、
 その役目の中で裁量を行使する事ができる自由(権利)がある。
 社会の中で社会を支える役割が出来、それぞれの能力を出し合い役目が決まる。
 公共の場では汚職問題、家庭では親と子の悲惨な問題が多発しているが、
 それぞれの役目を放棄した結果ではなかろうか。

 人生の役目に忠実でありたいものだ。
 (ただ、権利、義務と共に、周りを思い遣る心が大切であり、それが社会を温かくし、
  役目を全うする基本であると思う。 )




「克己心」

 「強いひと」とはどんな「ひと」だろう。
 逞しく、柔軟で、強靭な身体を持ち、どんな苦痛にも耐え、逆境にあっても弱音を吐かない。
 これは「逞しいひと」である。


 「強いひと」とは自分の弱さに負けない人、人は自分の弱さを知りつつそれに負ける。
 自分に勝つ事は、他人に勝つよりはるかに難しい。
 自分の弱さを知りそれに勝つ事は、大きな自信となり、生きる力となる。

 「強いひと」と「弱いひと」は時を経て、人生の位置が大きく違ってくる。
 克己心を持つ「強いひと」になるよう努力したい。




「苦味」

 人間が生きるのに必要不可欠な食、それを美味しくしているのが料理の「味」。
 味には五味があり「甘味」「辛味」「塩味」「酸味」「苦味」である。
 最後の「苦味」が美味しいと感じるのは大人であり、食通である。

 人生の味も又、五味があるが「苦味」を含んだ素晴らしい味を演出できる人は、人生の大人であり人生通である。
 人生の「苦味」が判り、「苦味」を出せる、そんな大人になれるよう、努力しょう。




「知足」

 名誉や財産は、生命に比べるとその価値は非常に小さい。
 これに執着することは賢いことではない。
 これらはこの世で公平に与えられるものではなく、それぞれの努力や運によって得られるものである。
 それに捉われると心を労するだけであり、自分のなかに不平不満を生じ、周囲の不興を買うことになる。


 老子に「足るを知れば辱められず」。
 禅語に「吾、唯、足るを知る」とある。
 心したい。
 (足るを知り今を大事に過ごすことは幸福を長く保つ事だと思います。)