社 長 雑 感   漢字の解釈02


「みる」と「きく」


 人間の五感の中で特に重要な、「視覚」と「聴覚」を表現する漢字は何種類かあるのです。

 まずは、視覚。「みる」「みえる」と表現しますが、心の持ち方で漢字が変わります。
 「見る」 とは、見物する時のように意識は対象物には向いていません。
 「観る」 となると、観察する時のように対象物に意識を集中してみています。
  いつも、「観る」ことを大切にしたいですね。

 さて、聴覚。「きく」「きこえる」と表現しますが、これも意味が違う漢字があります。
 「聞く」 とは、見ると同様、意識は対象物には向いていません。
 「聴く」 となると、観ると同様、対象物に意識を集中してきいています。
 「訊く」 では、積極的に問題解決に向かう行動をとるときの漢字です。

  よく観て、よく聴くことに重きを置けば、人生が豊になりそうです。






 小学校の頃、担任の先生に教えていただきました。
 「人は一人では生きてゆけません。
 なぜなら、人という漢字は二人が支えあっている姿から作られているのです。」
 その時は、「へぇ〜〜」という感じでした。

 さて、年頃になり、友人の結婚式に呼ばれるようになると、時々披露宴でもこの話が引き合いに出されます。
 「人という字は二人が支えあっている姿です。
  新郎・新婦がお互い支えあい、助け合いながら幸せなご家庭をつくられますように・・・」
 なるほど、うまいこと言うなと思っておりました。

 ある時、ふと疑問が湧いてきました。 
 「右側と左側、どちらが新郎(男)でどちらが新婦(女)なんだろう????」

 10年ほど前、売り出し中の三遊亭歌之介師匠の講演で、この疑問が氷解しました。
 コンピュータの文字では明朝体などのフォントではわかりませんが、楷書や行書ではよくわかります。

 歌之介師匠曰く、
  「男は左側、女は右側。
  なぜなら、男は盾となり女を守り、女は男を下から支えて男を立ててやるそれが夫婦だ。」
 明快な解釈に敬服しました。  

 師匠、続けて曰く、
  「全ての人とは言えませんが、奥様が先に亡くなられると支えが無くなり、
   ご主人は奥様の後を追うように亡くなられます。
  でも、ご主人が先に亡くなられると乗っかっていたものが無くなり、
   軽くなるので、奥様はその後長生きされます。」と・・・

 爆笑してしまいました。(不謹慎ですが・・(^.^;))
 やはり、「支え合いの心」は大切にしていきましょう(^^)


 



 予(よ)には「あらかじめ」という意味があります。

 この「予」を考えることは、会社での仕事においても、日常生活においても非常に身近で、大切なものです。
 「予」を使いこなすことで、質の高い仕事ができ、人生を輝かすものだと思います。

 「予」を使った用語を列記してみます。

  「予定」  「予算」  「予感」  「予言」  「予防」  「予備」  「予見」

  「予知」  「予習」  「予行」  「予想」  「予告」  「予断」  「予報」

  「予約」  「予期」  「予測」  「予選」  「猶予」  「予託」 など・・

 本日ただいまを大切にすることはとても重要です。
 しかし、今の時間をより有意義に過ごす為には、一歩先を見ながら物事を進めることが肝要なのです。





望年会?


 本来の漢字は「忘年会」。年を忘れる会ですね。
 今年の大変だったことや厭なことを忘れる為に年末にワイワイとお酒を飲みます。
 でも、なぜかネガティブな言葉ですよね。

 そこで出て来るのが「望年会」。
 今年の反省を踏まえて、来年の希望を語る会。
 どうですか?力が湧いてきませんか?

 せっかく年末にお酒を飲むなら、やはり「望年会」で飲みましょう!!


 同じ様な前向き思考の漢字を紹介します。

  「行動」=>「考動」  行い動くのではなく、考えて動きましょう!

  「労働」=>「朗働」  苦労しながら働かず、朗らかに働こう!

  「商売」=>「正売」  正しく、正直に真心と言う付加価値をつけて売りましょう!

  「商売」=>「笑売」  お客様が笑顔になるように、こちらも笑顔を振りまいて笑売!




正月


 「正月」の「正」の字は、分解すると「「一」度「止」まる」と読めます。

 正月は、一度止まって「一年間の自分の生き方(仕事)を反省する」と同時に、
 「反省を踏まえて新しい一年をどう過ごすか、将来自分はどうなりたいのか」を考えて、
 決意する時だと思います。

 悔いのない人生のために、新たな決意を持ってください。

 あなたのやらねばならぬことは多岐にわたります。
 例えば、「健康」「人格形成」「家族の幸せ」「経済的基盤の確立」「仕事の向上」「人脈形成」
 「教養向上(スキルアップ)」「社会貢献」など・・。

 焦らずじっくり考えて、しっかり目標を定めましょう。




リストへ戻る