社 長 雑 感   ビジネス訓06


時間とは「作る」もの・・


のちに鋼鉄王になったC・M・シュワップが若くて、まだ小さな会社の社長であった頃。
アメリカの経営コンサルタントであるI・B・リーが何度もシュワップとの接触を試みるが、
社長は「忙しい」の理由で会ってくれない。
そこでリーが、「忙しくなくなるノウハウを教えたい」と言うと、シュワップは話に乗ってきた。

リーはシュワップに「明日やるべきことを六つ書き出して下さい」と求めた。
これを行うのに、シュワップは3分ほどかかった。
次に、「どの仕事からするか、1番〜6番までの優先順位をつけて下さい」と求めた。
これには、先の約2倍の時間である6分かかった。
「明日はこの順番で仕事を片づけることです。これを毎日続けて下さい」とリーは助言した。
これが「忙しくなくなる方法」だったのです。

2ヶ月後、リー宛てに25000ドルの小切手がシュワップから届けられた。
教えられたシュワップが、それだけの価値を認めたのです。
その後、シュワップは鋼鉄王の道を歩み始めたのです。

<時間とはそこに在るものではなく、やりくりして作るものである>




企業方程式(結果の法則)<京セラ稲盛元会長>

  業績(結果・成果)=努力(実行)×やる気(向上心)×方向性(目標)

  努力、やる気は0〜100まで、方向性は0〜360度まであります。

  大切なことは、方向性をプラスの90度に限りなく向けることです。


 

あなたの仕事を振り返ってみてください。


作業と仕事の違い
言われたことを、言われたとおりにしている。お客様や相手のことを第一に考えられない。
そういう状態を「作業をしている」と言います。
もっと簡単なやり方はないか、もっと効率的なやり方はないか、と工夫し、小さなチャレンジが始まれば、
それは「仕事をしている」と言えます。

儲けると儲かるの違い
会社が得することを先に取ってしまい、残りをお客様に渡す。これを儲けると言います。
お客様が得することを優先させると、儲けが少なくなるが、お客様がお客様を連れてくるので結果的に繁盛する。
これが儲かるという状態です。

感謝の心
私たちは絶えず誰かに何かをしてもらっています。一人だけで出来ることなど何もありません。
感謝の気持ちをあらゆる場面で「ありがとうございます」という言葉にすることです。
特にお客様は、たくさんの会社から私たちの会社を選んで下さったのですから、感謝の気持ちを確実に伝えなければなりません。

約束を守る
どんなに小さな約束でも、どんなに些細なルールでも守れる人が、成長します。

 あなたの仕事を振り返って下さい。

 今までのあなたの仕事ぶりの5%を頑張って伸ばして下さい。
 皆が5%づつ伸ばせれば、業績が3割はアップするでしょう。





四人の人の物語  (Everybody,Somebody,Anybody & Nobody)


みんなでやらなければならない重要な仕事があった。  There was an important job to be done

誰かがきっとやるだろう、とみんなが思った。     and Everybody was sure that Somebody would do it.

誰でもやることができただろうに、誰もやらなかった。 Anybody could have done it, but Nobody did it.

みんなの仕事なのに、と誰かが腹をたてた。      Somebody got angry about that because it was Everybody's job.

誰でもやれることだと、みんなが思った。       Everybody thought that Anybody could do it,

しかし誰もやらないだろうとは、誰も気づかなかった。 but Nobody realized that Everybody wouldn't do it.

誰かに頼んだ人は、誰もいなかったのに、       It ended up that Everybody blamed Somebody

最後には、みんなが誰かのせいにした。        when Nobody did what Anybody could have done.




顧客満足と顧客本位
東京はとバスの宮端社長の言葉です。

 「お客様第一主義を徹底してください。
 顧客満足というのは 100-1=0 だが、100-0=200 になる。」
 お客様の不興をかうサービスがたった一つあっただけで成果はゼロになるが、
 不満が一つも出なければ、お客の満足は倍増する。

 この公式は、東京ディズニーランドの加賀見社長も唱えておられる大原則だと思います。

顧客本位経営のキーワードは「SCSE」と言っています。

 S:安全性(Safety) 安全第一これが一番大切
 C:礼儀正さ(Courtesy) 礼儀、身なり、言葉遣いが二番目に大切
 S:ショー(Show) 夢を見てもらう(満足してもらう)こと
 E:効率(Efficiency) 最後に我社の効率を考える。

 結局「相手の立場になって、自分から行動する」ことが基本である。


リストへ戻る